【17:30〜24:00】〜E市の病院 救急車で僕はT町の病院から20〜30分くらいのE市の病院に運ばれた。 さすがにこの状況になってくると「入院」という2文字が頭に浮かんだが、 まだ点滴を打ってすぐに帰れると思っていた・・・・・ 病院に着くと速効で診断・検査が始まった。 採血・心電図・CT・レントゲンなどくらいしか憶えていないが、もの凄くいろんな種類の検査を行った。 車椅子にも座らされて点滴も打たれて完全に「病人」である。 しばらくして数人の医者が僕の所に来て再びお腹を触りだした。 「ここが痛い?押すときと離すときどちらが痛い?」などの質問が繰り返されて診断結果が出た。 「腸炎や胃潰瘍の疑いがあると思ったんだけど検査の結果で出てこないんです。 明日はさらに詳しくカメラも使って検査をやろうと思うんだけど、痛み出したらオペになるので家族を呼んで下さい」 「お、オペ? か、家族?・・・わかりました・・・・」 僕は妻に電話でそのまま伝えて両親も駆け付けることになった。 その後に個室の妙に設備が整っている(トイレも部屋の中にある)部屋に移されて、 検便・前立腺の検査が女性の看護士に行われた。 最初に綿棒をお尻に入れられ、その後は指を入れられた。 もちろん痛いし恥ずかしい。 それだけで十分辱められたのに女性の看護士に言われた何気ない一言で恥ずかしい気持ちはピークになった。 「さぁ、嫌なことは忘れて今度は筋肉注射を打ちますよ」 自分でもお尻に挿入関係は恥ずかしいと十分解ってはいたが、 改めてそれらを「嫌なこと」で括られるとますます恥ずかしいではないか。 <なんだかなぁ・・・・> でもって、妻・第一子「ひな」・両親・妻の母が21:30頃に到着。 病状の説明を受けに妻と両親が医者の所に行っている間に写真のとおりに鼻から胃に管を入れられる。 「うどんをいれるようなものですよ」という看護士の例えとは全然違いもの凄くこれが痛くて大人なのに涙が出た。 ほっしゃんのする「うどん芸」は胃まで行かないし・・・・・ 管のせいで上手く喋れないが今日連絡をつけなきゃいけないとこに連絡する。 喋ると喉や鼻が痛い感じがして非常に辛い。 今日は妻と妻の母とひなが付きそうということで、 両親も23:00頃に病院からおよそ200q先の家に帰ってこの日は(日付上は)終わり。 (つづく) |